本当にこわい生活習慣病│詳細徹底解説

生活習慣病ってどんな病気を言うの?

”生活習慣病”とは、実は1996年ごろから使われるようになった言葉です。以前は成人病と呼ばれた脳卒中やがん、心臓病という要素に着目して捉えなおした用語と考えられています。生活習慣病の範囲や定義には明確なものはありませんが、”がん及び循環器病”や”がん、心臓病、脳卒中、糖尿病等”と位置づけられています。

厚生労働省が平成8年に発表した「生活習慣に着目した疾病対策の基本的方向性について(意見具申)」では『「生活習慣病」の定義、範囲及び「成人病」との関係』で生活習慣病の範囲について下記のように表しています。

簡単に言うと、生活習慣病は”健康的でない生活習慣”に起因する病気であるといえます。生活習慣を整えることで予防できる病気であるともいえます。つまり、発病したあとも生活習慣によって経過が大きく変わる病気です。

以前は病気の早期発見、早期治療に重点を置かれていましたが近年、生活改善を中心とした健康増進や発病予防に重点を置いた二次予防が大変重要であると考えられています。

代表的な生活習慣病

具体的に生活習慣病とはどのような病気があてはまるのかみてみましょう。

2型糖尿病

血糖値は食事をするとだれでも高くなり、インスリンが膵臓から分泌されると時間を経て正常値にもどります。しかしながら、インスリンの分泌量が少なくなったりうまく働かなくなったりすると血糖値が高い状態が続いてしまいます。これが糖尿病の状態です。

血糖値が高くても初期のころは自覚症状がほぼないため、糖尿病に気づかなかったり、気づいても治療を行わなかったりするひともいます
放置することで病気が進行し、多くの場合合併症が起こります。失明することもある糖尿病性網膜症や透析治療を必要とする糖尿病腎症、壊疽を起こし手足切断を余儀なくされることもある糖尿病神経障害といった三大合併症を起こすこともあります。

脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクも高まる大変こわい病気なので早めに血糖値のコントロールを行うことが重要です。
糖尿病が強く疑われる者は2018年時点で約1,000万人と推計されています。

症状

最初は自覚症状がないことが多いですが、血糖値が160~180mg/dLをこえると尿中に糖が排出されるようになり尿の増加やのどの渇きの症状が出てきます。その後悪化し、眼のかすみや疲労感、眠気等の症状が出現します。

高血圧

高血圧とは安静時の血圧が慢性的に正常値より高い状態を指します。血圧が高い状態が続くと血管に常に負担がかかるため、血管内壁が傷ついたり硬くなったりして動脈硬化を起こしやすくなります。高血圧の状態を放置すると動脈硬化を促進し、脳卒中、心疾患、慢性腎臓病などの重大な病気につながることがあります。
2017年時点の総患者数は993万7,000人と言われています。

症状

高血圧はほとんど症状がありません。家庭での血圧測定や健康診断時に血圧を測ることで気づくことができます。血圧が高いことに気づいた段階で血圧のコントロールをすることが大事です。

高齢になるほど血圧は高くなるといわれています。しかし、日本では30~40歳代の若い世代でも約2~3割の人が高血圧の状態です。まだ若い世代ですと食生活や生活習慣の改善などで血圧を下げやすいので早めに医療機関を受診し、医師の指導を受けることをお勧めします!

脂質異常症

脂質異常症には大きく分けて3種類あります。

高LDLコレステロール血症・・・LDL(悪玉)コレステロールが高値
低HDLコレステロール血症・・・HDL(善玉)コレステロールが低値
高トリグリセライド血症・・・中性脂肪(トリグリセライド)が高値

脂質異常症の原因は過食や運動不足、肥満、喫煙、過度な飲酒、ストレスなどであるといわれています。特に、内臓脂肪型肥満の場合、LDLコレステロールや中性脂肪が高値でHDLコレステロールが低値になりやすい傾向があります。

症状

脂質異常症になっていても症状はほとんどないので健診などで採血をして、気づくことがほとんどです。また、脂質異常症を指摘されても放置してしまう人は多く、放置することで気づかないうちに動脈硬化は進行していきます。

動脈硬化が進行するとどうなるの?

動脈硬化は脳や心臓に疾患を引き起こす可能性があります。
血管が切れると・・・
・脳出血
・大動脈瘤

血管がつまると・・・
・狭心症
・心筋梗塞
・脳梗塞
・一過性脳虚血発作
・閉塞性動脈硬化症

死に至ることもある大変恐ろしい疾患を引き起こす可能性があります。健診等で脂質異常症を指摘されたら早めに治療しましょう!

生活習慣病の予防法は?

みなさんご存知のとおり、食事・運動・節酒・禁煙・ストレス解消・睡眠が大事です。いきなり食生活の改善をしてお酒も控えてタバコもやめて運動もして・・・なんて大変ですよね。そして、いきなり全部頑張ろうとするとつらい気持ちが強くて続かないことが多いです!
少しずつでも自分ができることから始めてみることが大切です。
たとえば、いつもならエスカレーターやエレベーターを使うところを階段を使ってみたり、毎日お酒を飲んでいるひとなら週2日は休肝日を作ってみたり、ちょっと野菜を多めに食べてみたり。
ちょっとしたことを継続していけば苦痛なく生活習慣の改善ができます。
できるだけ早いうちから少しずつでもはじめることが生活習慣病の予防法の1つだと思います。

健康診断を受けよう!

生活習慣病の早期発見や自分の状態の把握、早期治療のためには定期的に健康診断を受けてチェックすることが大事です。会社や自治体の健康診断はきちんと受けましょう。
健康診断を受けて終わり。というわけではありません。健康診断を受けて何か異常がみつかったら症状がなくてもきちんと医療機関を受診し、治療をはじめることがなによりも重要です。

健康診断とフォローアップができる医療機関

渋谷駅から徒歩3分の立地にあるMYメディカルクリニックは企業向けの健康診断・人間ドックだけでなく外来診療も行っています。
平日は20時15分まで受付、土日も開院しているなど利便性は抜群です。
本気で”働く世代の健康を支えたい”と考えているクリニックだからこそ健康診断も健康診断を受けた後のフォローもお任せできます。

医療機関名医療法人社団MYメディカル MYメディカルクリニック
住所東京都渋谷区宇田川町20-17 NMF渋谷公園通りビル4階・5階
電話番号03-4579-9011
診療時間平日:9時~12時30分 / 13時~16時30分 / 18時~20時15分
土日:9時~12時30分 / 13時~16時30分
休診日祝日、年末年始
MYメディカルクリニックのHPはこちら

【出典】
患者さんのための糖尿病ガイド
オムロン 
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト 
厚生労働省
生活習慣病オンライン

この記事を書いた人

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えあざむ

渋谷で働く25歳。美容と健康に興味あり!みなさまに正しい情報をお伝えするために日々情報収集しています。 胃痛持ちで内視鏡検査の常連。血液検査が苦手。医療脱毛の痛みは耐えられます!